子宮筋腫
今回は子宮筋腫のお話です。
子宮筋腫は良性の腫瘍になり、大きさが小さくできた場所も生理や妊娠・出産に特に関係のない場所ですと、治療しなくとも問題なく生活することが可能ですので、自覚症状があまりない病気になります。
では、その子宮筋腫のお話ですが、まず子宮の構造からお話します。
子宮とは一番内側の粘膜、その裏側の筋肉、一番外側に腹膜の一種である漿膜で出来ています。
それを踏まえて子宮筋腫とは、子宮の筋肉が女性ホルモン(エストロゲン)の影響を受けて筋肉細胞が肥大・増加してしまい、その部分が大きく膨らんでしまう病気のことをいいます。
ですので、女性ホルモンが活動する理由の生理のある女性であれば誰でもなりうる病気になります。
子宮筋腫の症状としては筋腫のできた場所により異なり、始めに話したとおり自覚症状のない場合も少なくはありません。
しかし、もし子宮の粘膜下や子宮頚部にできてしまうと、生理の出血量が増えたり生理の期間が長くなったり、生理痛や腰痛、下腹部痛が起こる場合があります。
特に痛みが出る場合では、子宮内膜症を併発している場合も考えられますので、病院で適切な治療をしてもらわないといけません。
また、子宮筋腫が体の内部ではなく皮膚の方に大きく育ってしまうと、部位が自分で見てもわかるくらいに膨らんでしまったり、触って大きさや固さがわかるようになってきたりします。
では、なぜ子宮筋腫ができるのでしょうか?
その原因はまだまだ解明されていない部分が多く、現在わかっている事は、エストロゲンが筋腫に深く関わっていることくらいでしょうか。
子宮筋腫は20~50歳代に大きくなり、閉経を迎えると徐々に小さくなっていくのですが、そもそも筋腫が出来るためには筋腫核といわれる筋腫のもとのようなものが必要になるのです。
ですので、子宮筋腫のできる原因を探るには、どうやって筋腫核ができてるのかを解明しないといけないのですが、残念ですが現代の医学ではそこまでは解明できていません。
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